鞘取り勉強会 有料会員レポート
10/2
鞘取り勉強・実践会の竹本です。

10/2 火曜日

★★★一般大豆
先限−3番限  順ザヤ、縮小。
5番限−2番限 逆ザヤ、拡大に転換


先限−3番限サヤ 【(8)-(2) 】
10/1 +1210→ 10/2 +710
5番限−2番限サヤ【(6)-(12)】
10/1  ▲180→ 10/2 ▲860

一般大豆の価格自体は上昇。
本日、一転。期近からの急激な高騰が再び始まり
2番限(12)がS高(+1000円高)
逆ザヤが拡大&順ザヤが縮小。先限の上昇は弱い。

サヤ値のグラフを見ると、9/20(木)の水準+1240を下回って縮小。
再び縮小方向に向かうと見ておりますが、
前回の縮小の極値
9/25 +150・9/26▲380に近づくと又、反発し拡大の可能性があるため
短期での利食いも考えます。

2番限(12)と 3番限(2)間の、隣同士のサヤは、逆ザヤが縮小。
→9/25▲3250→9/26▲3310→9/27▲3040→9/28▲2610

→10/1▲920→10/2▲1080

3番限(2)と4番限(4)との、隣同士のサヤ値は逆ザヤに転換。
→9/25▲100→9/26▲280→9/27+130→9/28+260
→10/1+140→10/2▲80

今後の大きな流れとしては、期先売り、期中や期近買いの
順ザヤ縮小狙いです。期近からの急騰が早くも再び発生しましたが
こればかりを頼りに期待しすぎない。

サヤの値動きが荒い為、出来るだけ、低リスクの仕掛けを考えて
ください。

◆10/1前場2節と3節で、低リスク、隣同士で順ザヤ縮小狙いで
5番限(6)売り−4番限(4)買いで仕掛けた。サヤ値+790円>・+810円>
なぜここを仕掛けたか?金曜日28日のブロック帳上で一つだけ
+980円と他と比較して大きな値であった為。
終値は+300円。それぞれ、+490円幅、+510円幅の含み益。
明日以降、一度利食い予定です。

◆リスクを取れる方は2番限を含む鞘取りもいいが、下手すると
片張り以上の含み損を抱えるリスクを覚悟して。
また、そろそろ納会日を意識してください。


★★★NG大豆。
先限−3番限  順ザヤ 縮小。
5番限−2番限 逆ザヤ、拡大に転換。


先限−3番限のサヤ【(8)-( 2)】
10/1 + 2220→10/2 +1560
5番限−2番限サヤ 【(6)-(12)】
10/1 ▲1040→10/2 ▲2050

NG大豆の価格自体は上昇。
本日、一転、期近高騰。2番限(12)がS高(+1500円高)

(12)と(2)の隣同士のサヤ値は、▲2820円。
(2)と(4)の隣同士のサヤ値は順ザヤだが +30円。大幅縮小。

方針としては、9/28の+2430を一つの損切ポイントに定めて、
順ザヤの縮小狙いで。
しばらくサヤ値も変動が荒いものと思われます。

一般大豆も、NG大豆も、当限・2番限を利用した鞘取りは
非常にリスキーになっております。


今後の大きな流れとしては、期先売り、期中や期近買いの
順ザヤ縮小狙いです。ただし期近からの急騰は期待しすぎない。
サヤの値動きが荒い為、出来るだけ、低リスクの仕掛けを考えて
ください。

◆例えば、先限と4番限 順ザヤ縮小狙い、
10/1+1780>→→10/2+1530>はいかがでしょうか
まだ仕掛けるのに遅い、というほどではない。
ブロック帳の上でもココの箇所だけがやや順ザヤ値が大きい。
比較的低リスクで安心して狙えるのではないでしょうか?

◆10/1前場2節で、順ザヤ縮小狙いで
6番限(8)売り−4番限(4)買いで仕掛けたサヤ値+1890>。
終値は+1530。 +360円の含み益。


まずは様子見で、低リスクのポジションからトライした。
大きな流れは、順ザヤ縮小&逆ザヤ拡大。と考えます。
期近の(12)を利用する際には、十分にリスク管理を行い
少ない枚数で行ってください。

★★★★東京コーン

逆ザヤは、縮小

先限−3番限のサヤ【(9)-(3)】 10/1
▲320→10/2 ▲ 70
5番限−2番限サヤ【(7)-(1) 】
10/1 ▲490→10/2 ▲180

コーン相場は下落。
コーンのサヤは大豆と異なり、5日をベースとしたサイクルが
通用していると見ます。
現時点では
9/27▲410から0方向、順ザヤ方向に向かって3日目とカウント。

ここでリスクが取れる方は、明日、あさって以降に逆張り気味に
逆ザヤの拡大狙いか。
先限(9)を売り、中限(3)を買い。

コーンの鞘取りは、
スリッページを食らうことを、ある程度覚悟しておきましょう。

短期で細かくとっていきましょう。

また逆ザヤ拡大方向のみに仕掛ける!というように
決めておいたほうがよい。
動きが不規則な為、拡大・縮小両方取ろうと欲張らないほうがよいです。

(期近3本は倍率100倍・期先3本は倍率50倍です。仕掛ける際は要注意!)


★★アラビカ サヤ値は大幅に縮小。調整か。

先限−3番限のサヤ
【(9)-(3) 】10/1 +2710 →10/2
+2330
5番限−2番限のサヤ(7)-(1) 】10/1 +3210 →10/2 +2850

期近からの高騰で、順ザヤ縮小。
先限は前場1節で25000円の高値を付けて抵抗を受けたか。

ブロックの形態は、まだ在庫過剰の綺麗な双曲線を維持しているが・・・
【期近〜期中のサヤ値> 期中〜期先のサヤ値】
(11)-(1)+1010 (1)-(3)+1030
(3)-(5)+1040
(5)-(7)+780 (7)-(9)+510

拡大狙いでポジションにまだ利益が乗っている場合は
一部を利食いで。

ポジションが無い場合は、様子を見て、
4番限(5)売り−6番限(9)買いのような箇所の拡大狙いで仕掛けてみるのは
いかがでしょうか?
もっと低リスクで仕込む場合は、
5番限(7)売り−6番限(9)買い サヤ値+510円の拡大狙い。
ただしこの場合でも一度に仕掛けず分割で!
こういった箇所の鞘取りもバカには出来ません。

サヤグラフの上では急激な縮小だが

かろうじてトレンドラインは上回っています。

ブロック帳の上で、在庫過剰の形が継続している限り
期中売り−期先買いが有利でしょう。

まだ、順ザヤ拡大狙いが有利ですが6番限−3番限はちょっと様子見で。

○大豆でもアラビカでもそうですが、サヤグラフは6番限−3番限のサヤ値で
 表すことが多いですが、
 同銘柄・異限月の鞘取りの場合、いくらでもリスクを抑える組合せが
 ありますので、それを生かしてください。(6番−4番 6番ー5番等)


★★東京ゴム

順ザヤ値は、6番−3番は拡大。5番−2番はほぼ変わらず。

先限−3番限のサヤ(3)-(12) 】10/1 +5.3円 →10/2 +6.6円
5限−2番限のサヤ【(2)-(11) 】
10/1 +3.2円 →10/2 +3.3円

ゴム価格自体は上昇。期先の上げ幅がやや大。

9/26に仕掛けた順ザヤ拡大狙い、サヤ値は4.2円<
終値では+2.4円の含み益。

鞘グラフの上では、三角形保ちあいからの上方(順ザヤ拡大方向への)
放れを形成中です。
7/6▲4.3円・8/10▲2.4円を下辺。

7/20+3.4円・7/31+2.9円・8/6+2.3円・8/31±0円を上辺

先買い、中限売りの順ザヤ拡大狙いを推奨。
先限−3番限のサヤ値が、6円〜7円に至ることを期待。
日柄的に、そろそろ反転、縮小も考えられ
目標値にも至ったので、明日以降、一部を一旦利食いも考えます。

ブロック帳上で、理想としては、期近〜期中の順ザヤ値が
小さい。ココが拡大してくれれば、在庫過剰型の順ザヤとして
さらに安心して仕掛けられるのであるが・・・


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異銘柄の鞘取り

★★★
NG大豆と 一般大豆
サヤ値は、わずかに拡大。先限同士ではNGの上げ幅がわずかに大。

NG大豆(8)−一般大豆(8) 先限同士のサヤは
→9/25+4400→9/26+4080→9/27+3960→9/28+4520

→10/1+4160→10/2+4200

NG大豆(6)−一般大豆(6) 5番限同士のサヤは、
→9/25+4170→9/26+3880→9/27+3660→9/28+3970

→10/1+3730→10/2+3900

NG大豆(4)−一般大豆(4) 4番限同士のサヤは
→9/25+3320→9/26+3260→9/27+2870→9/28+4000

→10/1+3450→10/2+3460

ブロック帳面の上では、縮小仕掛けがやや有利な状態。

(10)-(10)▲1160 (12)-(12)+5090
(2)-(2)+3350
(4)-(4)+3460 (6)-(6)+3900
(8)-(8)+4200

本日の終値では、
NG大豆の、先限(8)から4番限(4)までのサヤ  +1530
一般大豆の、先限(8)から4番限(4)までのサヤ + 790

理論上ではここからNG売り−一般大豆買いを仕掛けると
4ヵ月後、サヤ滑りで+740円幅、有利になる可能性を秘めています。

NG大豆の先限がやや過剰にサヤがついていると考え
方針としては、NG大豆売り、一般大豆買いで仕込みたい所です。
リスクを抑えて分割で。


★★★★
アラビカ− ロブスタ

サヤ値は大幅に拡大です。アラビカ上昇、ロブスタ下落

アラビカ(9)−ロブスタ(9) 先限同士のサヤは
→9/25+2040→9/26+2010→9/27+1900→9/28+2320

→10/1+2640→10/2+3020

アラビカ(7)−ロブスタ(7)  5番限同士のサヤは
→9/25+1300→9/26+1310→9/27+1250→9/28+1810

→10/1+2020→10/2+2300

サヤ拡大の方向にブレイク。拡大継続中。
8/16・8/17の+1660を超えて、9/21に+1800をつけて拡大して7営業日目。

ブロックの上での、アラビカのサヤ滑り以上に、拡大の勢いが強い。
ブロック帳面の上でのナナメラインは、現時点では信用出来ません。

ロブスタ売り−アラビカ買いのサヤ拡大方向でポジション維持。
利食いはトレイリングストップで。

(含み益の半分を削るような逆行で、一旦利食いなど各自で決める)
ただし流動性の問題がありますので、先限同士で。
ロブスタの値動きは気まぐれですので、余裕資金で。


★★★★
東京ゴムと中部ゴム指数の鞘取り

サヤ値は 先限同士はわずかに拡大。


東ゴム(3)−中ゴム指(3) 先限同士のサヤは
→9/25+21.0→9/26+21.8→9/27+21.3→9/28+19.7

→10/1+20.1→10/2+20.3

東ゴム(2)−中ゴム指(2)5番限同士のサヤは
→9/25+19.2→9/26+19.1→9/27+19.2→9/28+19.4

→10/1+18.4→10/2+18.7

東ゴム(1)−中ゴム指(1) 4番限同士のサヤは
→9/25+18.4→9/26+19.0→9/27+17.5→9/28+18.0

→10/1+16.1→10/2+16.6

拡大狙い 【中部ゴム指数売り−東京ゴム買い】が有利か?

東京ゴムの先限の勢いの強さに乗じて仕掛けても良いが
どうしても東京ゴムの価格変動に支配されやすい鞘取りです。

その点を留意してください。
場中に画面を見ることが出来る場合は、仕掛け・決済共に
やや有利に出来ますが、そうでない場合は、スリッページに注意。



★の数が多いほど、よりリスクが高いトレードになります。
このメールに書いてある仕掛けを全て試す必要はありません。
仕掛ける前、仕切る前は、外電を見てストップになりそうなときは
様子見がベストです。

「実際の売買における最終判断はご自身で行ってください。」

◇ご質問は、お気軽に電子メール・ファックス・お電話などでお寄せください

 私で答えられる範囲で、お答えいたします。

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鞘取り勉強・実践会      竹本淳一
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