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金 15/ 6 1192.4 + 9.4 プラチナ 15/ 7 1133.0 + 5.7
15/ 8 1193.3 + 9.3 15/10 1134.1 + 5.1
銀 15/ 7 1652.6 + 21.2 パラジウム 15/ 6 785.15 + 4.70
15/ 9 1656.5 + 21.3 15/ 9 786.40 + 4.70
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ニューヨーク金は反発、銀は急反発。終値の前日比は、金が9.3〜9.7ドル高、
中心限月の6月限が9.4ドル高、銀は20.9〜21.3セント高、中心限月の7月
限が21.2セント高。
金6月限は、安寄りしたが、ドル安・株安・原油高の加速を好感、世界同時債券安を
受けた逃避買いで前日高値を抜いた。ただ、債券市場の値動きが落ち着いて上昇一服。
銀7月限は、金の下落で前日安値を割ったが、世界債券市場の動揺やドル安・株安・
原油高の加速、金の反発をはやして切り返し、投機買いで逆に前日高値を突破した。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムともに反発。終値の前日比は、
プラチナが4.8〜6.0ドル高、中心限月の7月限が5.7ドル高、パラジウムが
軒並み4.70ドル高、中心限月の6月限は4.70ドル高。
プラチナ7月限は、ドル安・原油高の加速や金の急伸をはやして値を飛ばしたあと、
前日高値にとどかず後退したが、原油の上値追いや株価反発、金の戻りで切り返した。
パラジウム6月限は、急落に対する反動で高寄りしたあとも、ドル安・原油高の加速
や金・プラチナの反発で値を飛ばした。売り向かわれたが、株価上昇で反発に転じた。
(インベステック シカゴ/小形一郎)
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