−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
金 15/ 6 1225.2 + 7.0 プラチナ 15/ 7 1162.4 + 11.6
15/ 8 1226.2 + 7.0 15/10 1163.6 + 11.5
銀 15/ 7 1746.5 + 24.4 パラジウム 15/ 6 779.50 - 9.90
15/ 9 1750.5 + 24.5 15/ 9 780.80 - 9.90
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ニューヨーク金は続伸、銀は大幅続伸。終値の前日比は、金が6.8〜7.0ドル
高、中心限月の6月限が7.0ドル高、銀は24.2〜25.0セント高、中心限月の
7月限が24.4セント高。
金6月限は、急伸に対する反動で売りが先行したが、ドル反落や原油反発、欧米の長
期金利上昇、PPI低下による米利上げ先送り観測などで3カ月ぶりの高値を付けた。
銀7月限は、売りが先行したが、17ドル台を維持したあとは、米PPI沈静による
利上げ先送り観測や、金の急伸、テクニカル好転で2月4日以来の高値に急伸した。
プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅続伸、パラジウムが急反落。終値の
前日比は、プラチナが11.4〜11.6ドル高、中心限月7月限が11.6ドル高、
パラジウムが軒並み9.90ドル安、中心限月の6月限は9.90ドル安。
プラチナ7月限は、ドル高・原油安が圧迫したが、米インフレ沈静による利上げ先送
り観測や、金・株価の急伸で4月20日以来の高値を付けた。ただ、原油急落で後退。
パラジウム6月限は、ドル安・株高・原油高や金の上昇で790ドルを上回ったが、
米インフレ沈静や米長期金利上昇が圧迫、テクニカル売りを誘って急反落に転じた。
(インベステック シカゴ/小形一郎)
|