NY貴金属引け速報=金を除き上昇、米GDP減速による利上げ先送り観測で
2015/04/29
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      金   15/ 6  1210.0  -  3.9       プラチナ    15/ 7  1161.5  +  2.9
          15/ 8  1211.0  -  3.9               15/10  1163.0  +  2.8
      銀   15/ 5  1667.0  +  7.9       パラジウム   15/ 6  784.75  +  3.60
          15/ 7  1670.2  +  7.2               15/ 9  785.75  +  3.60
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 ニューヨーク金は反落、銀は続伸。終値の前日比は、金が4.0〜1.4ドル安、中
心限月の6月限が3.9ドル安、銀は7.9〜7.1セント高、中心限月の7月限が
7.2セント高。
 金6月限は、連日の上昇に対する反動で売りが先行したあと、米GDP減速による利
上げ先送り観測で急回復したが、プラスに浮上できずにFOMCの結果待ちとなった。
 銀7月限は、ドル高・原油安や金の下落で値を消したが、米GDP減速による利上げ
先送り観測や、ドル安・原油高の加速をはやして切り返し、逆に前日高値を突破した。

 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムが反発。終値の前日比
は、プラチナが2.8〜2.9ドル高、中心限月の7月限が2.9ドル高、パラジウム
が3.60〜3.80ドル高、中心限月の6月限は3.60ドル高。
 プラチナ7月限は、金・原油・株価の下落で値を消したが、米GDP減速や利上げ先
送り観測で前日高値を抜いた。株価急落で値を消したが、ドル安・原油高で反発した。
 パラジウム6月限は、原油・株価の下落や金・プラチナの下値追いで値を消したが、
米GDP減速による利上げ先送り観測や、ドル安・原油高の加速で前日高値を抜いた。

                     (インベステック シカゴ/小形一郎)