東京貴金属夜間中盤=総じて下落、NY市場の下落が圧迫
2015/05/01
 東京貴金属市場の夜間取引中盤は、総じて下落している。
  
 金4月限は、円安で買いが先行したが、日中取引の高値(4546円)ではね返され
て日中取引の安値(4534円)を下回った。4529円で下げ止まって戻り歩調とな
ったが、NY市場が前日安値を下回ったことが圧迫し、東京市場も前日安値(4510
円)を下回った。テクニカル売りを誘って下げが加速し、4497円まで値を消した。

 プラチナ4月限は、買いが先行して日中取引の高値(4434円)を突破したが、
4435円で頭打ちとなったあとは、NY市場の反落や金の急落で反落に転じた。日中
取引の安値(4416円)を下回り、4382円まで値を消した。

 東京午後10時現在の1日帳入値比は以下の通り(限月は2016年4月限)。
       
   金    4511円     25円安
   銀    61.5円    0.7円安
  プラチナ   4397円     22円安
 パラジウム  2992円     28円安
                          (インベステック シカゴ)