東京貴金属夜間中盤=総じて下落、NY市場の下落や円高が圧迫
2015/05/07
 東京貴金属市場の夜間取引中盤は、総じて下落している。
  
 金4月限は、日中取引の安値(4548円)を下回って始まったあと、4535円ま
で回復したが、戻り売りをあびて4518円まで値を消した。119.05円までの円
高やNY市場の下落が弱材料。NY市場の戻りで4537円まで持ち直したが、NY市
場の下値追いで4512円まで値を消した。NY市場は、米週間新規失業保険申請件数
が26万5000件にとどまり、事前予想を下回ったことが圧迫した。

 プラチナ4月限は、日中取引の安値(4410円)を下回って寄り付いたあと、
4407円まで持ち直したが、円高加速やNY市場の下落が圧迫して4377円まで値
を消した。

 東京午後10時現在の7日帳入値比は以下の通り(限月は2016年4月限)。
       
   金    4518円     34円安
   銀    62.7円    0.4円安
  プラチナ   4378円     38円安
 パラジウム  3036円      3円安
                          (インベステック シカゴ)