東京貴金属夜間中盤=まちまち、NY市場の急落でPGMが値を消す
2015/05/11
 東京貴金属市場の夜間取引中盤は、金・銀は総じて上昇、プラチナ・パラジウムは総
じて下落と、まちまちに推移している。
  
 東京金4月限は、NY市場の下落や円高が圧迫、日中取引の高値(4565円)を下
回って始まった。円の反落で4563円まで回復したが、NY市場の下落で4552円
まで値を消した。直近の安値(4551円)を維持したあとは、NY市場の反発で日中
取引の高値(4572円)を突破し、4582円まで切り返したが、NY市場の反落で
「往って来い」となった。

 プラチナ4月限は、NY市場の下落や円高が圧迫し、日中取引の安値(4420円)
を下回って4411円まで値を消した。NY市場の反発や円の反落で持ち直したが、前
日値(4434円)ではね返された。NY市場が下値追いとなったため、4406円ま
で値を消した。

 東京午後10時現在の11日帳入値比は以下の通り(限月は2016年4月限)。
       
   金    4570円     変わらず
   銀    63.7円    0.4円高
  プラチナ   4408円     26円安
 パラジウム  3033円     47円安
                          (インベステック シカゴ)