東京貴金属夜間中盤=パラジウムを除き総じて上昇、NY市場の上昇を好感
2015/05/13
 東京貴金属市場の夜間取引中盤は、パラジウムを除き総じて上昇している。銀のパ
フォーマンスが回復し、出来高が増えている。
  
 東京金4月限は、東京金4月限は、買いが先行して日中取引の高値(4588円)を
上回り、4593円まで上昇した。NY市場の下落や円高で4578円まで値を消した
が、NY市場の反発で切り返し、4615円まで値を飛ばした。NY市場は、米小売売
上高が前月比変わらずと発表され、事前予想の0.2%増加を下回ったことが強材料。

 プラチナ4月限は、買いが先行して日中取引の高値(4406円)を上回ったあと、
円高で4395円まで値を消したが、NY市場や金の反発で4436円まで切り返し
た。

 東京午後10時現在の13日帳入値比は以下の通り(限月は2016年4月限)。
       
   金    4609円     26円高
   銀    65.4円    1.5円高
  プラチナ   4423円     24円高
 パラジウム  3034円      4円安
                          (インベステック シカゴ)