東京貴金属夜間中盤=パラジウムを除き総じて上昇、NY高や円安を好感
2015/05/14
 東京貴金属市場の夜間取引中盤は、パラジウムを除き総じて上昇している。
  
 東京金4月限は、買いが先行したあと、4637円まで反落したが、NY市場の上昇
や円の反落をはやして日中取引の高値(4647円)を突破した。NY市場が前日高値
を上回ったことを好感、前日高値(4655円)も上回り、4665円まで値を飛ばし
た。ただ、米失業保険申請件数の減少や、米インフレ沈静で上昇は一服した。

 プラチナ4月限は、売りが先行して4436円まで下落したが、NY市場の上昇や円
安をはやして日中取引の高値(4447円)や前日高値(4453円)を突破した。た
だ、4460円で上昇が一服したあとは、円高で高値から下押された。

 東京午後10時現在の14日帳入値比は以下の通り(限月は2016年4月限)。
       
   金    4654円     14円高
   銀    66.5円    0.8円高
  プラチナ   4454円      8円高
 パラジウム  3022円     変わらず
                          (インベステック シカゴ)