東京貴金属夜間中盤=総じて上昇、円安加速やNY市場の戻りを好感
2015/05/15
 東京貴金属市場の夜間取引中盤は、総じて上昇している。
  
 東京金4月限は、円安で日中取引の高値(4672円)を突破したが、4676円で
上昇が一服したあとは、NY市場の下落で反落に転じた。NY市場の下げが加速したこ
とが圧迫、日中取引の安値(4663円)を下回って4649円まで値を消した。しか
しながら、119.92円までの円安やNY市場の戻りをはやして切り返した。ただ、
前半の高値ではね返され、上昇は一服した。

 プラチナ4月限は、日中取引の高値(4488円)を上回って始まったあと、NY市
場や金の下落が圧迫して4466円まで値を消したが、日中取引の安値(4463円)
を維持して持ち直した。円安加速やNY市場の戻りを好感、抵抗を抜いて4497円ま
で値を飛ばした。ただ、前日高値で頭打ちとなり、プラチナも上昇一服。

 東京午後10時現在の15日帳入値比は以下の通り(限月は2016年4月限)。
       
   金    4674円      5円高
   銀    67.4円    0.9円高
  プラチナ   4487円      1円高
 パラジウム  3035円      3円高
                          (インベステック シカゴ)