東京貴金属夜間中盤=パラジウムを除き上昇、FOMCを控えて模様眺め
2015/04/28
 東京貴金属市場の夜間取引中盤は、パラジウムを除き上昇している。
  
 金4月限は、高寄りしたあと、NY市場の下落で4580円まで下落したが、NY市
場が1200ル台を回復したことから日中取引の高値(4590円)を抜き、4606
円まで反発した。昨日急伸したあと、NY市場の押しが限られたことから買い安心感が
広がった。円の反落も強材料。

 プラチナ4月限は、買いが先行して4410円まで上昇したが、NY市場の下落や円
高加速が圧迫し、日中取引の安値(4401円)を下回って4397円まで値を消し
た。しかしながら、NY市場の戻りや円の反落で4424円まで上値を伸ばした。

 東京午後10時現在の28日帳入値比は以下の通り(限月は2016年4月限)。
       
   金    4595円     12円高
   銀    63.5円    1.0円高
  プラチナ   4410円      5円高
 パラジウム  2975円     12円安
                          (インベステック シカゴ)