東京貴金属夜間中盤=まちまち、米失業保険申請件数の減少が圧迫
2015/04/30
 東京貴金属市場の夜間取引中盤は、金・プラチナが総じて下落、銀・パラジウムが上
昇と、まちまちに推移している。
  
 金4月限は、4581円で始まったあとも、押し目買いが続いて4599円まで値を
飛ばした。円安やNY市場の戻りが支援材料。しかしながら、節目の4600円にとど
かなかったことや、NY市場の急落で4547円まで値を消した。NY市場は、米週間
失業保険申請件数の下落が圧迫した。

 プラチナ4月限は、4414円で安寄りしたが、NY市場の戻りや円安で4446円
まで切り返した。しかしながら、NY市場の急落で4380円まで値を消した。

 東京午後10時現在の30日帳入値比は以下の通り(限月は2016年4月限)。
       
   金    4562円     19円安
   銀    63.2円    0.3円高
  プラチナ   4414円      3円安
 パラジウム  3005円     13円高
                          (インベステック シカゴ)