石油市況速報=急反発、引け際に一段高となり1300円超の上げ続出
2015/04/02
【市況】
 東京石油市場は急反発。序盤から前日の海外原油高を背景に買い先行となり、原油、
灯油が総じて1000円超の上げで推移。ガソリンは総じて900円超の上げで推移
後、おおむね4ケタ高を回復した。円相場が一時1ドル=119.50円台に上昇した
ことや、ニューヨーク原油夜間取引が反落していることが圧迫要因となり、夜間取引の
引け時に比べ、上げ幅を縮小した。原油先限は4万3500円が支持線となり、昼前か
ら上げ幅を拡大すると、ガソリン、灯油もつれ高となった。引け際に一段高となり、
1300円超の上げが続出する展開となった。
              
 前営業日比は、ガソリンが1130〜1390円高、灯油が1350〜1520円
高、軽油が1300円高、原油が1020〜1450円高。中京ガソリンは810〜
1250円高、灯油は40〜2000円高。
 推定出来高はガソリンが8909枚、灯油が2570枚、軽油が0枚、原油が1万
4838枚。中京ガソリンが21枚、中京灯油が23枚。

                                          (インベステック 東京/森 成俊)