石油市況速報=反落、終盤に下げ幅拡大で石油製品期先は500円程度の下げ
2015/04/21
【市況】
 東京石油市場は反落。序盤から前日のブレント原油期近が夜間取引高を維持できず、
値を削り、上値の重い商状となったことで序盤から利食い売りを含む手じまい売り先行
ムード。その後、ジリ安となり、400円超の下落が目立つ場面もあったが、午前11
時半頃から下値を切り上げ、下値の堅さを示した。正午前に下げ幅を縮小したが、原油
当限を除き3ケタ安状態から抜け出せなかった。午後は安もちあいで推移した後、終盤
の午後3時前から下げ幅を拡大し、灯油、ガソリン期先がおおむね500円程度の下
落、原油は期先が400円程度の下落で引けた。
             
 前営業日比は、ガソリンが500〜270円安、灯油が490〜310円安、原油が
410〜140円安。軽油が全限300円安、中京ガソリンは500円安〜変わらず、
中京灯油は700安〜変わらず。
 推定出来高はガソリンが9320枚、灯油が1354枚、原油が1万2220枚。中
京ガソリンが38枚、中京灯油が31枚。

                                           (インベステック 東京/森 成俊)