【市況】
　東京石油市場は総じて続伸。序盤から、おおむね買いが先行し、しっかりと推移し
た。２４日のブレント原油高を背景に買い先行となった流れを引き継いだ。原油、ガソ
リンは円高に圧迫され、おおむね２００円超のの上げで推移した。その後ガソリンが地
合いを緩め、小安い限月が目立つ展開となったが、原油、灯油市場に小幅高を維持。午
後に入り、ガソリンがプラスサイドに反転したことで、原油、灯油市場でも売り圧力は
強まらず、堅調地合いを維持。
　　　　　 　    　　
　新甫を除く前営業日比は、ガソリンが６０〜１３０円高、灯油が２４０〜３６０円
高、原油が７０〜３７０円高。軽油が２００円高、中京ガソリンは５０円安〜２００円
高、中京灯油は１００円安〜１１００円高。
　推定出来高はガソリンが１万００４２枚、灯油が３３１６枚、原油が７９１１枚。中
京ガソリンが１２枚、中京灯油が１０枚。

                                            （インベステック　東京／森　成俊）