デイトレードとは何を取引するのか取引手法参考サイト・参考書籍先物取引ゼミナールMENUデイトレード入門MENU

■デイトレードについて
 最近、デイトレードやオンライン・トレードがかなり一般的になり、本なども多数出版されるようになりました。インターネットの発達で、個人投資家がさまざまな情報を用意に入手できるようになったことが、大きな要因として挙げられます。また、証券の手数料自由化、商品取引での電子取引の手数料自由化も大きく寄与しています。
 インターネットの発達により、個人投資家が従来は入手しにくかった情報を手に入れ、オンラインで注文を出すことが可能になりました。また、手数料の大幅な引き下げが、個人投資家に短期間での値ざや稼ぎの売買を活発化させたと言えるでしょう。手数料が大幅に下がるまでは、こうした短期間での薄い値ざやを取りに行く売買は不可能でした。
 一般にデイトレードとは、その日のうちに注文から決済までを完結させる売買と言われています。ただ、米国に比べてデイトレーダーを取り巻く環境は、日本ではまだまだ遅れているようです。特にシステム面や個人投資家が入手できる商い情報などは、日本でも今後一層の充実が求められています。例えば、リアルタイムのティックチャート、売り呼び値、買い呼び値といった板情報など、日本の市場では入手しにくい情報があります。
 また、米国では個人投資家向けの教育機関も多数あるようですが、日本ではまだ数えるほどしかありません。日本でもデイトレードがさらに注目されるようになると、こうした教育機関や個人向けのトレーディング施設なども充実することでしょう。
 なお、デイトレードのメリットは、ポジションを持っている時間枠が短いため、中長期の投資に比べて、リスクを低く抑えることができる点が挙げられます。長期の相場見通しが難しいと考える方や、中長期の売買が自分に合わないとお考えの投資家の方には、相場へのアプローチ方法のひとつとして、検討してみてはいかがでしょうか。