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            |  一般に「ゴム」と呼ばれているものは、ゴム樹から採取して加工された天然ゴムと、石油を原料として作られる「合成ゴム」に大別されます。商品先物市場で取引されるのは「天然ゴム」です。 | 
          
          
             
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            | 1.天然ゴムの用途 | 
          
          
            |  天然ゴムの主な用途は、自動車や自転車のタイヤ・チューブ、靴底、免振材、医療衛生用品など非常に身近なものです。 | 
          
          
             
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            | 2.最大の需要部門はタイヤ | 
          
          
            |  天然ゴムの最大の用途は自動車用のタイヤ・チューブです。これで全消費量の90%に達します。このため、日本だけでなく米国や欧州の自動車の生産、販売台数が注目要因となります。 | 
          
          
             
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            | 3.日本は世界第3位の消費国 | 
          
          
            |  天然ゴムの世界最大の消費国は米国で、中国、日本と続きます。2001年には日本は70万トンものゴムを輸入しています。 | 
          
          
             
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            | 4.最大の生産国はタイ | 
          
          
            |  天然ゴムの世界最大の生産国はタイです。タイ、インドネシア、マレーシアの3カ国で世界の生産量の7割近くを締めています。このため、これら主要生産国の生産動向が、天然ゴム価格のカギを握ります。 | 
          
          
             
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